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 ■起業時の名刺について


■名刺の役目   
 名刺に印刷されている基本的な内容は、会社名(+ロゴ)、役職、名前、電話、ファックス、住所です。   名刺にこだわらない人(会社)ですと、レイアウトもありきたりで、印刷の色もほとんど黒1色です。 要は、自己紹介の代わりに渡すようなもので、会社名と名前と役職がわかれば良いという考えなわけです。これが、名刺の基本的な役目といえるでしょう。 最近では、携帯電話番号が加わり、会社のホームページのURLや自分のメールアドレスも印刷されるようになりました。  

■営業的な名刺の役目   
 営業的という視点から考えますと、自己紹介という役目だけでは物足りません。 名刺に自社製品を掲載するとか、自分の顔の写真を入れるとか、または名刺の色をカラーにするとか、 いろいろと営業力を名刺に持たす方法がありますが、このように何らかの方法で、名刺に特徴を持たせないと、営業的な効果を持たすことはまったくできないでしょう。
 自分の名刺を相手に渡して、「それで何屋さんなの」みたいに聞かれるよりは、例えば、プッシュしたい 商品の画像が名刺に印刷されているとか、裏には、それを生産する工程が説明してあるとか、これだけのことでも、「ああ、こういうものを扱っている会社の人なのか」と思ってくれるはずです。
 さらに、その相手と別れたあとでも、名刺は残るわけですが、特色のない名刺を渡しても、「えーと、この人はなんの用件で来たのかな」と、思い出してもらえないことになりがちですが、特色のある名刺を渡しておけば、「ああ、この名刺の人はあの人だった」と思い出してもらいやすいですし、このような方法でアピールしておけば、営業的な効果は、少なくとも特徴のない名刺よりは上です。 
 実際にあった面白い実例として、100円ショップダイソーを全国展開している大創産業の例があります。年商が3000億円超となった現在では、使われていない方法なのですが、大創産業がまだ初期の頃、 ビジネスネームという発想で名刺に営業力を持たせていました。どういうものかというと、自分の名前が久保○○であっても、笑久保と書いてエクボと読むというような、仕事用の名前を決めて、それを名刺に印刷していたのです。  
 これは、初対面の人にも、インパクトがあって大変有効な方法でした。営業というのは、個人個人の能力によって差があるもので、同じような名刺を使っていたのであれば、アピール度が強い営業マンのほうが、覚えてもらえやすいのは道理です。しかし、この大創産業のビジネスネーム作戦だと、一見したところ普通の営業マンでも、「笑久保と書いてエクボと読みます。エクボと呼んでください。」と言われれば、 同業他社の営業マンよりも、覚えてもらいやすくなるのは当然です。印象が弱い営業マンが、名刺1枚で営業力がアップするのですから、名刺に営業的な役目を持たせないのは、大変損だといえるでしょう。
 以上のことからも、営業的な役目を名刺に持たすことは、より周囲に認知されていない起業時には、 大変重要だといえるでしょう。ちなみに、大創産業の矢野博丈社長のビジネスネームは、矢野催促でした。 意味分かります(笑)。

■起業時の名刺作成について 
 ここでは、実際に起業時に名刺作成をするときの、ポイントをあげておきますので、ご参考ください。
 1 起業時より前に、作成しておくこと。店舗や事務所物件を探すときには、すでに作成しておいたほうが動きやすい。退職後起業前の場合、自分はこれこれこういう者ですと説明しなければなりませんので、起業をすることを決意したら、名刺は作ったほうが動きやすいです。
 2 とりあえずという事で、白黒印刷の名前と肩書きと電話番号などの簡単なものを作ってしまうと、なおさら怪しく思われるので、インクジェットプリンタ等で、名刺用プリンター用紙を使って、カラーでそれなりに見れるレベルものを作ったほうが良いでしょう。登記もすみ、事務所も決まり、電話番号も決まり、とりあえずでない正式な名刺を作成することになれば、業者に発注しましょう。
 3 社名だけでなく、やはりロゴはあったほうが良いです。会社イメージを相手に持ってもらうにも、ロゴがあったほうが伝えたいイメージを伝えやすいです。最近は、会社のマークを作ってロゴとするパターンよりも、会社の名前の文字そのものをいじってデフォルメしたりして、ロゴにするのが流れです。実際、社名をロゴチックにすることで、相手にも会社のイメージを伝えやすいので、有効だと思われます。
 4 レイアウトについても、会社のイメージを伝えることのできるレイアウトを考えましょう。
  ロゴイメージを小さく、左上や右上などに配置させるよりも、ロゴ化した社名を回りに余白をしっかりとってレイアウトさせるほうが、古臭くないデザインになります。このへんのことは、正式に名刺屋さんに発注する時に相談したほうが良いです。このような要求に応えられない印刷屋に発注するのは、やめたほうが良いでしょう。

■まとめ 
 起業時というのは、なにか未定なことが多く、はっきりした体制をとれない時でもあります。そんな時こそ、自分をかわりにあらわす名刺をおろそかにしないことです。それどころか、使いようによっては、大変有効な営業ツールとなるのですから。

 
 

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